内容説明
「女性詩の時代」と呼ばれた80年代初頭から20年余を経て、「女性詩」という言葉そのものの枠組みが解体され、質的変化を遂げつつある。…そこにあらたに開かれてゆく性差を超えた世界のひろがりを予感する。
目次
出発―与謝野晶子
新体詩と『みだれ髪』
『みだれ髪』の美学
祝祭と日常の裂け目
口語詩の時代へ―米澤順子
大正期―高群逸枝と深尾須磨子
昭和初期―左川ちか
モダニズム詩と女性たち
アナーキーな感性―林芙美子
詩とエロス―森三千代
自我の桎梏―永瀬清子
「女」というパラダイムの変容―戦後女性詩の四十年
生成する空白―脱「女性詩」への九〇年代
内包された都市
若い「女性詩」の現在―多様性の中の分岐点
批評の文体について
詩を躍動させる言葉
「女性詩」、この記念碑的名称へのオマージュ
展望―一九八〇年代までのまとめとして
不透明さの中の多様性―一九九〇年代以降の詩人たち
著者等紹介
新井豊美[アライトヨミ]
1935年広島県尾道市生まれ。知性に裏打ちされた感受性で現実を重層的なひろがりのある詩的時間に昇華させる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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