内容説明
大学時代に飯島耕一、栗田勇、工藤幸雄らとともに詩誌「カイエ」に加わり、第一詩集『囚われの街』が読み継がれてきた詩人金太中―その半世紀ぶりの新詩集。故郷への憧憬、我が子の早すぎる死、そしてなおも生きながらえるわが身を想うとき、人間の生の根源が静かに照らしだされる。
目次
在り在りて
ありありて
蟇
若きおとめたちに
旅立ち
海
ぼくらはうたう
海について
そのときことばは凍った
石燈篭〔ほか〕
大学時代に飯島耕一、栗田勇、工藤幸雄らとともに詩誌「カイエ」に加わり、第一詩集『囚われの街』が読み継がれてきた詩人金太中―その半世紀ぶりの新詩集。故郷への憧憬、我が子の早すぎる死、そしてなおも生きながらえるわが身を想うとき、人間の生の根源が静かに照らしだされる。
在り在りて
ありありて
蟇
若きおとめたちに
旅立ち
海
ぼくらはうたう
海について
そのときことばは凍った
石燈篭〔ほか〕