内容説明
「生命の本質にせまるのには生きる姿そのものを描くより他に方法はない」(あとがき)と詩人は言う。人間の生を、動物や植物と同じ営みとして描くことで見えてくるものがあるのではないか…。この詩集は、“地球上と世の中とで生きているものの姿を描いた作詩帳”であり、生きるものすべてに向けられた讃歌である。
著者等紹介
斉藤隆[サイトウタカシ]
1939年東京都立川市生まれ。2000年1月から朝日カルチャー新宿教室で現代詩創作を始める。2002年2月第一詩集『微笑んで』(書肆青樹社)。明日の会同人
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