内容説明
京都に生まれ育ち、京都に生きた詩人が、その土地と人間、そのことばに思いを寄せる、豊饒な詩と散文27篇。
目次
1(普通の人々;ふたたび京町家から;桃山のゴミ捨て穴から ほか)
2(安西さんと京都菓子;京菓子まつり;わたしの京都「六月」 ほか)
跋(片影になったら(淺山泰美)
コトバの道は切れ、長で(藤本真理子)
山田英子の京都(三井葉子))
著者等紹介
山田英子[ヤマダエイコ]
1936年4月18日、京都市で生まれる。京都教育大学国文科卒業直後に結婚する。作詞した歌が、さる企業の募集したホームソングに選ばれて、團伊玖磨氏の作曲を得る。その後、大阪文学学校で講師三井葉子氏の知遇を得、以後、三井氏主宰の「七月」を経て「楽市」「いちの会」に所属する。その間、三井氏を介して故嵯峨信之、安西均氏他を、また「ガルシア」「遅刻」「螺蔓」「近江詩人会」などを介して、故大野新氏他多くの詩人、エッセイストを知り交流する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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