内容説明
詩の一行の長さは何が決めるのか。このあまりにも素朴な問いのなかに口語自由詩の秘密が隠されている!これまで誰も真剣に考えてこなかったこの問いを、著者は自らの経験に即して考える。わかりやすい言葉で詩の根元に歩み入る画期的評論集。
目次
1 詩行論―詩の一行の長さは何が決めるか(川本皓嗣説によって考える;吉本隆明説を読んで考える;萩原朔太郎に即して考える ほか)
2 朗読論(メディア批判のない朗読なんて、なんだ(朗読が盛んになってきた;わたしが始めた頃は;朗読の消費感 ほか)
A氏のリアル・ライフ、その一日(神戸に詩の朗読に行く…読むべきか、読まないべきか;実話;調べてみると、明治だった ほか))
著者等紹介
秋山基夫[アキヤマモトオ]
詩集『旅のオーナー』(1965年、思潮社)以降、詩集、評論集など十数冊
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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