内容説明
アヴァンギャルド芸術とは何だったのか。戦後の芸術運動の最前線で活躍した著者が、20世紀のアヴァンギャルド芸術を体系づけた壮大なライフワーク。
目次
1 戦後日本の運動―「夜の会」と「世紀の会」(野間宏と関根弘;安部公房;アンデパンダン展 ほか)
2 アヴァンギャルドとリアリズム(シュールレアリスム・短かった青春;今日のリアリズム;「戦後」の終焉と「戦後」以後 ほか)
3 社会主義リアリズム論争(「真のレアリスムのために」―ピカソのスターリン肖像画とフージュロン批判;ソヴィエト芸術の混乱;表現主義論争 ほか)