鮎川信夫―路上のたましい

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鮎川信夫―路上のたましい

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  • サイズ B6判/ページ数 338,/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784783715498
  • NDC分類 911.52
  • Cコード C0095

内容説明

詩人の生の航跡を精密に辿り、その作品の魅力と秘密を20世紀文学の精髄に探った渾身の評伝批評。

目次

路上のたましい
転生のたくらみ
「荒地」以前
「荒地」の原風景
同時代の遺産
何者でもない存在として
帰還
あわれな生命を養う場所
君の胸の傷口は今でもまだ痛むか
新しい詩、批評の眼
「幻滅の時代」の証言
秋のオード
われわれの詩
あなたの死を超えて
淋しいブイの行方
純粋で新鮮な嘘
単独者としての眼
難路行
鮎川信夫年譜

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

 

3
再読。牟礼慶子は、詩の方はぱっとしなかった(失礼!)が、鮎川信夫研究では、まあ、太刀打ちできないわけで、この「路上の魂」は記念碑的なものである。というか、「アメリカ」という「断片を集積する」という引用によって成り立った詩を実証的にその引用元を明らかにしたのは素直にすごい。あるいは、鮎川信夫と森川義信が愛読していたリルケから「姉さんごめんよ」「あなたの死を超えて」の「姉さん」の形象を見るところとか感心する。2017/07/15

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