出版社内容情報
ユーモラスに、辛辣に
「言葉あそびで体をかわすかと思えば、『生活語詩集』などと斬り込んで来る」(高石ともや)。
フォークソングの歌詞から生活語詩の提唱へ、ときにユーモラスに、ときに辛辣に時代を見つめ、発信し続ける著者の近年の作品までを収録。
解説=片桐ユズル、倉橋健一、水内喜久雄
有馬敲[アリマタカシ]
著・文・その他
内容説明
フォークソングの歌詞から生活語詩の提唱へ―。「値上げ」の曲で知られる「変化」等、代表作をはじめ、ときにユーモラスに、ときに辛辣に時代を見つめ、発信し続ける著者の近年の作品までを収録。
目次
詩集“変形”から
詩集“薄明の壁”から
詩集“贋金つくり’63”から
詩集“海からきた女”から
詩集“くりかえし”から
詩集“終りのはじまり”から
詩集“迷路から”から
詩集“白い闇”から
詩集“ありがとう”から
詩集“モンゴルの馬”から〔ほか〕
著者等紹介
有馬敲[アリマタダシ]
1931年、京都府亀岡市に生まれる。同志社大学経済学部卒業後、京都銀行に就職。第二次世界大戦後から創作をはじめ、実存主義に影響される。当時、モダニズム系の同人雑誌に小説を寄稿するとともに、雑誌「現代詩」を中心に、詩、エッセイを発表する。また七〇年代から京都の「ほんやら洞」を拠点にして、日本各地で自作詩の朗読キャラバンを続け、「オーラル派」と呼ばれた。詩集、小説集、評論集、翻訳、編著書など多数、数多くの言語に翻訳されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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