出版社内容情報
「内面に向かうモダニズムの感性とアジア・アフリカ、女性なるものの根源へ遡る想像力」(水田宗子)。
『風の夜』(丸山豊記念現代詩賞)、『仮面の声』(現代詩人賞)、『神々の詩』他から、批評と詩の両輪で活動してきた著者の、80年代以降の作品を中心に収録。
解説=大岡信、麻生直子、松井みどり、中村純
高良留美子[コウラルミコ]
著・文・その他
内容説明
『風の夜』(丸山豊記念現代詩賞)『仮面の声』(現代詩人賞)『神々の詩』『崖下の道』他から、フェミニズム批評と現代詩の一線で活動してきた著者の80年代以降の作品を中心に収録。
目次
初期詩篇1
初期詩篇2
詩集“恋人たち”から
詩集“しらかしの森”から
詩集“しらかしの森”以後
詩集“仮面の声”から
詩集“風の夜”全篇
詩集“神々の詩”から
詩集“神々の詩”以後
詩集“崖下の道”から
評論
詩人論・作品論
著者等紹介
高良留美子[コウラルミコ]
1932年東京に生まれる。少女時代から女性の問題を考える。東京藝術大学美術学部、慶應義塾大学法学部に学ぶ。広島の原爆を意識的契機とする学生の文化運動誌「希望」に参加。56年海路フランスに短期留学、アジアの存在に目覚める。58年第1詩集『生徒と鳥』刊。60年代「詩組織」同人として活躍。70年から日本では知られていないアジア・アフリカの詩を訳す。『場所』(H氏賞)、『仮面の声』(現代詩人賞)、『風の夜』(丸山豊記念現代詩賞)など9冊の詩集、2冊の選詩集、共編訳『アジア・アフリカ詩集』がある。多くの国際詩人会議で詩を朗読。89~96年城西大学女子短期大学客員教授。97年「女性文化賞」を創設(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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