内容説明
2つの国の間に宿命を定めた精鋭中国人詩人の日本語詩集を集成。H氏賞受賞『石の記憶』ほか、日本と中国を詩のことばで結ぶ、新しい時代への懸け橋。
目次
詩集“そうして岸が誕生した”全篇
詩集“石の記憶”全篇
未刊詩篇
中国語詩翻訳
インタビュー・エッセイ
作品論・詩人論
著者等紹介
田原[ティエンユアン]
1955年、中国河南省生まれ。大学在学中に中国語による最初の詩集を刊行。1991年、来日。立命館大学大学院博士課程修了、文学博士号取得。2001年、第1回留学生文学賞受賞。日本語による詩集に、『石の記憶』(思潮社・2009年、第60回H氏賞)がある。中国語、英語による詩集で、第10回上海文学賞をはじめ、中国・アメリカ・台湾で詩の文学賞を受賞。中国語と日本語で詩作を続ける一方、日本現代詩人の作品を中国語に多数翻訳。『谷川俊太郎詩選』はこれまでに6冊編訳、中国における日本詩歌の見直しのきっかけを作った(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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