現代詩文庫
岡井隆歌集

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 158p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784783709787
  • NDC分類 911.168
  • Cコード C0392

目次

未刊歌集『O』から
歌集『斉唱から』
歌集『土地よ、痛みを負え』から
歌集『朝狩』から
歌集『眼底紀行』から
歌集『天河庭園集(新編)』から
歌集『鵞卵亭』から
歌集『歳月の贈物』から
歌集『マニエリスムの旅』から
歌集『人生の視える場所』から〔ほか〕

著者等紹介

岡井隆[オカイタカシ]
1928年1月5日、名古屋市生まれ。45年、17歳で短歌をはじめ、翌46年、「アララギ」入会、51年、現在発行人を務める歌誌「未来」創刊に参画。慶應義塾大学医学部卒業後、内科医師として国立豊橋病院内科医長などを歴任。83年『禁忌と好色』で迢空賞、90年『親和力』で齋藤茂吉短歌文学賞、95年『岡井隆コレクション』(評論集成)全8巻で現代短歌大賞、99年『ウランと白鳥』で詩歌文学館賞、05年『馴鹿時代今か来向かふ』で読売文学賞、07年『岡井隆全歌集』全4巻を始めとする全業績で藤村記念歴程賞、09年『ネフスキイ』で小野市詩歌文学賞、10年『注解する者』(詩集)で高見順賞、11年『X―述懐スル私』で短歌新聞社賞受賞。その他、著作は歌集・評論集含め多数。93年から宮中歌会始選者。07年から宮内庁御用掛(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かふ

19
岡井隆は好きな歌人ではないのだが、アララギ歌人から前衛短歌、失踪、保守的に復帰、ライトヴァース・ニューウェイブの若手歌人との共謀、歌会始選者などの迎合、その中に乱れた私生活があり、風狂の人っというか漂泊の人。彼は西行というよりも芭蕉に近いような気がした。「鵞卵亭」が短歌制作の「芭蕉庵」というような。その中で短歌の手法を研究し老いていく。弟子の多く慕われ老いの歌人としての反面教師ぶりだろうか。未来に絶望していたから自身の生(性も含めて)をどこまでも追い求め楽しんでいく。晩年の短歌はわかりやすいと思う。2024/12/03

紫羊

19
昭和20年代の初期歌編「O」から、平成20年刊行の「ネフスキイ」まで、60年にわたる岡井隆の歌業1200首。まさに見上げるばかりの壮観さにただただ圧倒される。2016/11/26

はち

4
未刊歌集から00年代まで。前衛を代表する歌人岡井隆のアンソロジー。もちろんこれで全てわかるなんて言えないが、圧倒された。途中まで読んでまた戻ってそしてまた進んだから相当時間かかったが、これは良かった。2015/03/14

2
岡井隆は不潔だと思う(良くも悪くも?)。2018/08/14

tgcdq162

2
なにはともあれ、これだけの長期間エネルギーを保ち続けているのがすごい。2015/10/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/6604074
  • ご注意事項

最近チェックした商品