内容説明
既刊詩集の全て、数多くの未刊詩篇を収録。主要詩論、クリティック、エッセイなどを収録。多彩な書き下し作品論、詩人論を併録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
misui
3
とてもミクロな視線と特異な言語感覚で日常を切り取る。対象にぐっと入り込むというよりはさっと輪郭を撫でていく軽さで、口当たりはいいけどあまり好みではないかな。だんだん散文に流れていくのが残念だった。「小さなことが/いくつかかさなって/小鳥は/枝の先にとまって胸をふくらませた//枝はゆっくりとさがってゆれた」(「秤」)2014/04/11
kentaro mori
1
あぁ、「詩」を読んでいるなぁ、と思わせてくれるイマジネーション。絵本のようで、ユーモアがあって、キュートで。---「ねこのように/ブルブルブルッてできたら/とってもらくになれるのに」(17才)---「ネコが/丸くなっている。/わたしが/それを囲む。//「太巻」」(鬱鬱)---「<ここが/わたしの/眠る場所>//そう書かれた栞をはさんで、/わたしは/本を閉じる。/眠りにつく。」(栞)2018/03/16