感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
T. Tokunaga
3
この詩人は音の配列が巧みである。音読してみると、字余りとしか思えないような詩が、実は硬質によく響くことに気づく。言ってみれば、ギター弾き語りのような詩(萩原朔太郎や中原中也)でも室内楽のような詩(村野四郎や西脇順三郎)でもなく、ベースとドラムの充実したロックなのである。ロックのなかでも、トーキング・ヘッズばりにしっかりしたリズムがある。内容が陰惨でも、これなら大歓迎。2023/09/07
もろろろ
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彼の詩はアフォリズム的に現代でも受け入れられるし、わかりやすい。形而上学であり、つまりダダであるからだろう。そうなるとそこに切実さがない。サイクルとしての生の渦中に全くいない。超越論的な立場から冷笑してる。そんな彼に私もふざけた立場をとろう。皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿2010/11/20
桜井晴也
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「皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿」2010/05/20