現代詩文庫<br> 藤富保男詩集

現代詩文庫
藤富保男詩集

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  • サイズ B6判/ページ数 160p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784783707561
  • NDC分類 911.56

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

misui

7
「蜜柑色の灯台に/翼に雲をはさんだ二枚のかもめ/なんだかとても どうでもいい/と思う」(「蜜」) 言葉から言葉、行から行、連から連と、意味を引きずらず飛躍に飛躍を重ねて軽やかに進む詩は、それが詩的冗談であることに一切を賭けられている。北園克衛や西脇順三郎の影響が如実に読み取れるとはいえ、もっと言葉に対する肉体的な感覚で書かれているようだ。深刻ぶった身振りのない、時には文法さえかわす陽性のポエジーが心地よい。2015/01/08

お茶

4
僕は藤富保男のサイン本を持っている、へっへっへ。という話は措いておいて、初めの頃の短い詩が好きだ。どういうメカニズムなのか知らんが、人を笑わせてしまう、そういう、ちょっと他人には出来ない詩を書ける人なんだと思う。格好つけた所が無いのが良い、だからといってダサい訳じゃない(長い詩はちょっとダサいような気もする)、ギャグじゃないんだよ、ギャグの笑じゃない「面白いし、笑える」なんだよ。説明するのが難しい。ユーモアというのかもしれない。ユーモアという言葉自体が野暮で死語みたいな気もするが、ユーモアとしか言えないな2014/11/27

Auristela

3
この人にとって永遠って方向なんだなぁ、、2016/01/07

わたなべ

1
言葉のリズム、詰まり方、意図的な誤変換、擬音化とかの使い方が面白い。自論でのべている言語感覚がまたすごくいい、とてもいい。2015/05/07

HiRaNo

0
表皮から狂う2013/12/24

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