内容説明
センセーションを巻き起こした刊行当時から四半世紀の時間の波に洗われ、さらに光沢を増した名詩集の完本化。さまざまな『旅』評と、対談・英訳を付した別冊も合本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しお
1
本当はこのバージョンではなく絵がついている方を読んだのだが記録として。鳥羽シリーズ良かった。2023/01/11
hi
0
詩の解説なんて不粋なんじゃないの、と思っちゃう私はどうせ文学とは無縁ですよ。受け取り方って色々あるんだなあ。2013/01/13
仮名
0
「何ひとつ書く事はない」というフレーズで始まる詩集、「鳥羽」と「旅」「anonym」を収録。詩への疑い、沈黙、ということがリフレインのように詩の中で繰り返されていて、初版発行当時は文学界で話題となったらしい。様々な評者による評論や谷川さんのエッセイの収録された別冊もついていて、そちらがなかなかのボリューム。谷川さんと吉増さんの対談がとりわけ面白かった。詩の英訳も巻末に付されてて豪華な一冊だ。2012/02/03
warimachi
0
どちらかというと読み終えたあとの全体の印象としての好きの部類に入るが、「鳥羽」でいったら有名な最初のよりも三番目のとかのが好きだな。2011/11/25