内容説明
子供時代における自然との触れ合い。子供たちはどのようにして環境を体験し、関係をもっていくのか。子供なら誰にでも備わっている創造性に富む想像力を育てるために、私たちは、どのように子供を理解し、どのような環境を整えたらよいのか。
目次
第1章 『自然への共鳴』序曲(生命感覚の知―ニコロジーがダイナミックであるために;序曲を求めて―イディス・コップの著作に見る女性、自然、文化の共鳴)
第2章 イディス・コップをめぐって―共感・分析(子供時代における想像力のエコロジー;イディス・コップが示した新しい人間像;詩の理解者としての人類学者―イディス・コップ「共感をともなった謙虚な知性」をめぐって ほか)
第3章 子供が生きる環境を創る(ある大会の話―1975年「子供・自然・都市環境」シンポジウム;自然保護教育について―森林生態学者として自然の中で遊ぶ孫たちの姿を通して考える ほか)
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- 和書
- 人間の許容・適応限界事典