内容説明
著者クリックは以前からあったパンスペルミア説=汎宇宙胚子説を現代風に再生する。つまり、生命は地球上で誕生したのではなく、他の星の高度に発達した生命体が意図的に送りこんだもので、我々は他の天体の生物の子孫である(意図的パンスペルミア説)というのである。生命科学と宇宙論が交錯する科学の思考実験として展開される、ユニークな生命起源論。
目次
いったい彼らはどこにいるのだろう
時間と距離、大と小
壮観な宇宙
生化学的均一性
生命の一般的本性
核酸とその複製
原始地球
統計のまやかし
生命に適した地球以外の惑星
高度な文明
生命はいつ頃発生し得たか
彼らは何を送っただろうか
ロケットの設計
二説の比較
フェルミの疑問再考
何故気にしなくてはいけないのか
私たちは銀河系に生物をばらまくべきだろうか
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- 和書
- 景気変動論 上