ダーウィニズムと人間の諸問題

アレグザンダー，リチャード・Ｄ．【著】〈Ａｌｅｘａｎｄｅｒ，Ｒ．Ｄ．〉/山根 正気/牧野 俊一【訳】

新思索社（1988/02発売）

• サイズ B6判／ページ数 396,／高さ 20X15cm
• 商品コード 9784783501510
• NDC分類 467.5
• Cコード C1045

内容説明

人間の行動や社会や文化は何故に複雑なのか？生物進化の過程と文化の変容との関連を提出し、進化基盤にもとづいて人間の諸現象を分析しつつ、従来の人類学や文化人類学の理論と解釈を覆す。

目次

１章　ダーウィニズムの挑戦（ダーウィンの比較法；進化理論の構造；進化の普遍性についてのダーウィンの主張；ネポティズムと互酬制の進化史的関係）
２章　自然選択と文化（文化の慣性；生物進化と文化進化の比較；個体発生の問題；ネポティズムの個体発生；社会的相互作用の急激な変化とその影響）
３章　自然選択と人間社会のパターン（人間社会についての生物学的予測；進化理論と一見矛盾する他の二つの現象の分析；インセストはなぜこれほど忌み嫌われるのか）
４章　進化・法・正義（人間の集団化の原因；繁殖競争と違法行為；法と呪術に関するおぼえがき；進化論と規範倫理）
エピローグ　人間本性の限界について

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[sakanaga]

勉強用。主軸であるダーウィニズムと、集団遺伝学的な進化の関係がよくわかっていないまま読んでしまった

2009/12/24