感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ツキノ
23
2021年11月発行。ボードブックの発売を知り「これ絶対いい!」と見る前から確信。本選びの会でリクエスト。まだ存在しない孫といっしょに読みたい。名作中の名作がますますたくさんの若い親たちや赤ちゃんたちの手に渡りますように。(E282)2021/11/25
Cinejazz
10
オランダで生まれアメリカに亡命した芸術家レオ・レオ-ニ(1910-1999)が、孫たちからお話をせがまれ創作されたという、絵具で書かれた<青(あおくん)>と<黄(きいろちゃん)>の二色が合わさってできた<緑(みどり)>が、思わぬ事に遭遇するお話し絵本(ボードブック版)です。 異なった色の重なりが〝人と人の心の融和〟を暗示するものとして評判になったようですが、絵本を開く人によって様々なイマジネーションを掻き立てられる作品です。 (原題は、Little Blue and Little Yellow)2022/12/08
ak
1
ボードブックは安心して置いておける。丸の絵だけなのにちゃんと場面が理解できるのがすごい。2歳には分かりやすかったようで一度読んだら二度目は自分で読んでいました。2023/05/06
clover
1
青と黄色の色紙を手で千切ったような丸いその輪郭は、それぞれのページで、時には躍動的であったり、少し悲しげであったり、また楽しそうであったりする。シンプルな色使いとレイアウトなのにどうしてこんなに引き込まれてしまうのか。ページを最後までめくっては、また最初に戻ってもう一度ワクワクしながらめくり始めてしまう。何回繰り返しても飽きない。これは美術館などで素敵なアート作品を観賞している時と似ている。絵本を読んでいるはずなのに、アート作品に触れているような印象を持てるこの絵本の対象年齢は子どもだけではもったいない。2022/03/03
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- 和書
- 大手拓次詩集 現代詩文庫