出版社内容情報
ある日夕焼け色に輝く美しい熊を見た、白熊のヌック。もう一度会いたいと探しにでかけます。「信じていればきっと会える」と。さて、夕焼け色の熊とは…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
masa@レビューお休み中
51
ホッキョクグマのヌックは、氷の上に浮かぶ夕焼け色のクマを見つけてしまいます。慌てて追いかけるのですが、夕焼け色のクマに出会うことはできません。ヌックは、そのクマが忘れられず、来る日も来る日も探すようになります。これ、かわいいお話ですね。かわいいお話なのに絵が芸術的に美しいんですよね。ヌックでなくても、この夕焼けの景色や夕焼け色のクマに見惚れてしまいます。こんな光景、いつかこの目で見ることができたならいいなぁ。北極の夕焼けを見るだなんて、極上の贅沢のように思えてしまいます。2013/01/17
ツキノ
11
【色合い!】2003年発行。蔵冨千鶴子・文 つるみゆき・絵。表紙絵に惹かれて。見事な夕焼けにほっきょくぐまのヌックは「このそら だれかに みせたいなあ」すると海に浮かぶ氷のひとつにのっているゆうやけいろのほっきょくぐまをみかける。「あのこに もういちど あいたい」と探し始める。そのこナンナも探していた。ゆうやけいろのくまを…!おたがいゆうやけいろに見えて惹かれていた、というわけ。【218】2024/12/18
刹那
9
素敵な色合いに素敵なお話♪ゆうやけいろのくまって魅力的~(*^^*)2012/11/11