至光社ブッククラブ国際版絵本
くつやのまるちん

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  • サイズ B5変判/ページ数 24p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784783401179
  • NDC分類 E
  • Cコード C8798

出版社内容情報

つつましいマルチンの願いは、キリスト様に会うこと。ある日「明日行くから待っておいで」と、キリスト様の声をきき、そわそわ待っていたが-。トルストイ原作

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

262
トルストイ原作、渡洋子・文、かすや昌宏・絵。内容は「博愛主義者」といわれる、いかにもトルストイらしいもの。神様はいつも私たちとともにある、というキリスト教の基本理念を体現する。このお話は、甘いとは思うが、しみじみと感情を揺さぶる。絵は、全体に霞がかかったようなトーン。街も人も幻想的なシーンが展開する。灯の明かりの表現が暖かい。2025/02/24

しいたけ

90
イブに開かれる晩餐会で職員も聖劇を演じたりしていました。以前の職場です。靴屋のマルチンは人形劇だったりペープサートだったりで何度も演りました。あの小さき者たちが私だったのだよ。その言葉で、すべての小さき者に暖かい光があたります。誰もが大切な大切な存在です。大事にしてもらうべき存在です。子どもにかかわる仕事をしているとき、いつもこの言葉を心に置いていました。今年「障害者がいない方が周りも幸せになれる」とする事件がありました。誰の中にも巣食う闇。そこにも暖かい光が射す奇跡が、どうか今晩起こりますように。2016/12/24

鱒子

47
トルストイ「愛あるところに神はある」が原作。キリスト教の本。心温まる話で、絵も優しい。 そして、明朝体で書かれた「まるちん」という文字が、とても丸っこくて可愛らしいです。2018/04/09

Carlyuke

39
トルストイの作品。トルストイらしい, 聖書を題材にして彼の時代を舞台にふくらませたような話し。子どもにもわかりやすいと思う。2018/11/05

小夜風

24
【小学校】聖書やキリストに馴染みがなくても、キリストのことが少し判るようなお話。マルチンの住んでいる半地下のお部屋の暖かそうなこと。2014/12/01

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