感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
233
蔵冨千鶴子・文、柿本幸造・絵。パン屋さんに迷い込んだどんくまさんが、くまサイズのパンを焼いたり、ウサギ型のパンを焼いたり…というお話。終始、明るく幸せモード全開なのだが、ここまで来るとなんだか能天気感も漂う。およそスリルやハラハラドキドキがないのだ。こんなのでいいのかなあと、ふと心配になる。それでも10冊をはるかに越える人気シリーズ。絵も暖色系の(というか、ひたすら暖色の)暖かモードに徹する。2025/07/16
ぶんこ
41
パン屋さんの倉庫で寝てしまったドンクマさん。小麦粉を盛大にこぼしてしまう。お詫びにお手伝いをするのですが、パン屋のおじさんが留守の間に大きな「どんくまぱん」を作ってしまいました。そこに現れた子うさぎたち。一緒になってパンを大量に作ってしまいます。帰宅後のパン屋のおじさんはカンカン。子うさぎたちは逃げますが、おじさんは思い直してパンを店に飾ることに。子うさぎたちも手伝います。おじさん、優しくてよかった。読後はパンが食べたくなりました。2025/06/02
はる
40
パン屋さんの倉庫で眠ってしまったどんんくまさん。パン屋さんで働くことになります。相変わらずドジをしてしまうどんくまさんですが、どこか憎めない。ラストはほのぼの。柿本幸造さんの絵が温かい。2025/03/17
くぅ
31
「ぼーっとしてるしさ、なんでもよく確認しないで始めちゃうしさ、おーさんみたいじゃない?」と言ったら息子大笑い。似てるよね⁈でも憎めないし、失敗して怒られてショボンとしてるとこは可愛いんだよね。パン屋さんが、パンを飾ってくれたり有効活用してくれて息子も嬉しそうでした。(4歳0ヶ月)2021/05/10
anne@灯れ松明の火
21
隣市分館。柿本さん追っかけ中。またまた大失敗のどんくまさん。でも、最後には認められて、結果オーライ♪ 「よかったね ぱん ぱん ぱん」^^ それにしても、素人に任せて出掛けるパン屋さん、大胆すぎるよ(苦笑) 2015/10/30