感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いくっち@読書リハビリ中
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「うずのしゅげは知っていますか。」から始まる「おきなぐさ」は花鳥風月を多く書いた宮沢賢治の作品の中でも可憐でやさしい野の花の童話の代表作だと思います。花や茎、葉に到るまでうぶ毛を生やして、濃紫の花がうつむきがちに咲く「おきなぐさ」。花は次第におじいさんの毛のように銀白色に変化することが名前の由来。「うずのしゅげ」は岩手地方の方言。イラストは島谷晃氏。島谷氏は鳥と女の顔を追い求めた画家でした。賢治と島谷氏のイメージが結びついて誕生した作品。いろいろ読んだ宮沢賢治の絵本では芸術性高い一冊だと思います。2013/01/08
しお
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青空文庫で読んだ。いきなりひばりや草が話し出すので面白かった。あやされているような柔らかい文章なのに(だからこそ?)無性に最後泣きたくなった。とても好きだった。2025/05/08
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- 和書
- 暗い流れ 講談社文芸文庫
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- 和書
- ヒグマの原野 森の新聞