内容説明
32ビットクイクロプロセッサでは、命令セットを大幅に縮小した、RISC型のプロセッサが登場し、ハードウエアも単純化されることにより、動作の高速化による高率化が図られ、従来のプロセッサのアーキテクチャ概念を変える革新的なプロセッサとして注目を集めている。本書では、まずこのRISC概念を分かり易く解説し、最近発表された代表的RISCプロセッサの実例を挙げて検討し、次いでそのなかで特に第二世界のRISCプロセッサとして注目されているAm29000のアーキテクチャとその使い方を詳細にわたって解説した。
目次
1章 RISCプロセッサ入門
2章 RISCプロセッサの実例をみる
3章 Am29000の設計思想
4章 Am29000とその特徴
5章 Am29000のチャネルと外部アクセス
6章 Am29000の例外処理
7章 Am29000の命令セット
8章 Am29000のレジスタ
9章 Am29000メモリ設計
10章 Am29000評価ボード