内容説明
本書は、企業や研究機関などで、これから香料に携わっていく方々のために役立つことを狙いとした、香料と調香に関する解説書である。香料は製品の顔でもあり、製品の人柄にも相当する重要な役割を担っている。本書では、これらの香料をどのようにして調合するのか、その原料となる素材にはどのようなものがあるのか、どのようにしてその香料を決定していくのか、などについて解説した。そのなかでも、特にパヒューマーや香料開発者にとって基礎知識を解説し、調香の基本ともいえる基礎的アコードと、香料の素材情報に関する項目を充実させてある。
目次
第1章 匂いの科学
第2章 香料の分類と構成
第3章 パヒューマーと調香基礎練習
第4章 製品の香りの評価方法
第5章 香料の応用
第6章 合成香料各論
第7章 天然香料各論
第8章 香料の安全性