内容説明
本書では、まず基本となる眼が感覚する光についてふれる。次に光を受け入れ、捉える感覚器としての眼が、光が光受容器である網膜に達する前に、涙、角膜、房水、水晶体、硝子体と、多くの透明組織を通り、それぞれの透明組織がいかにうまく機能しているかを述べる。そのとき加齢変化や病気を説明することにより、より理解が深まることについて言及する。
目次
第1章 はじめに光ありき
第2章 光を通すから透明体
第3章 眼の構造
第4章 焦点を合わせる
第5章 眼を動かす、目線
第6章 網膜は光の受容器センサー
第7章 網膜での情報処理
第8章 視神経から皮質へ
第9章 上位中枢