内容説明
今日忘れかけられている医の精神、ヒューマニズムに光を当て、21世紀に向けての新たな倫理・哲学の創造を訴える。現代医学・医療への警鐘。
目次
第1章 かつての医学
第2章 医学と社会の革命
第3章 新しい医学哲学へ向けて、あるいは振り子の戻り
第4章 種々の病態(病気と障害)―明日の健康についての要望とその目標
第5章 医学と医療の新たな哲学
第6章 保健医療費の制御
第7章 医学共同体についての新たな哲学
第8章 これからの学生、医師に対して「私の考えていること」
著者等紹介
グアゼ,アンドレ[Gouaz´e,Andr´e]
海軍衛生学校、ボルドー大学医学部で医学教育を受ける。1951~56年海軍軍医。1960年よりポワチエ医学校、次いで1965年よりトゥール大学医学部解剖学教授。1971年トゥール大学病院センター脳神経外科主任。1972~94年トゥール大学医学部長。1974~80年全国医学部長協議会副会長、1980~94年同会長。1996年トゥール大学名誉教授。また、とくにフランス語圏諸国の医学教育に尽力する
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