内容説明
人間とは「予言する猿」、ホモ・エレクトゥス・ノストラダムスである。SF作家の夢想からサイバー・スペースの予言まで、競馬の予想からテクノクラートの経済予測まで、「未来予測」という側面から現代をとらえなおすユニークな文明論。
目次
序論 現状分析と予言
第1章 つねに間違える技術
第2章 ネオ予言者とポスト・モダニスト
第3章 終末論がどっさり
第4章 ユートピアへの鎮魂歌
第5章 テクノ楽観主義
第6章 希望のテクノロジー
第7章 西暦2000年―バラ積みされた予想
第8章 西暦2000年か、それとも西暦ゼロ年か
第9章 自然の未来
結論