内容説明
ピタゴラスも、コペルニクスも、ニュートンも、キュリー夫人も、パストゥールも、アインシュタインも間違った。しかし、間違いこそ彼らの偉大な発見の原動力であった。練達の科学ジャーナリスト、ランタンによる大科学者の愚言集かつ創造的誤謬の叙事詩。
目次
第1章 発見セリ!科学は錯誤の中から生まれる!
第2章 神聖なる誤謬、博学なる誤謬
第3章 天文学者がずっこけて、まっ逆さまに落ちてきた
第4章 ガリレオ対ガリレイ
第5章 間違いながら発見する方法
第6章 デカルトとパストゥールにかんする真相
第7章 科学と錯覚
第8章 フランケンシュタイン・コンプレックス
第9章 イカサマだ!
第10章 化石と贋作者
第11章 理論と理論の白兵戦
第12章 致命的彷徨
第13章 我、誤=発見セリ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
driver1988
1
「思考が堂々めぐりする」ことがないように、物理学者のレヴィ=ルブロンは科学史と、そしてもちろん、誤謬の歴史を教える事をおすすめする。「偽理論賛美」というエッセーで彼は間違った仮説を学生に紹介すべきであると述べるが、それのみならず、「広く認められている物理学理論を用い、最大限説得的な論拠を探しながら」、間違った理論の誤りを論証せよという課題を学生に出すようにすすめている。2010/10/27
くりこ
0
〇2017/05/09
うずまき
0
12年前からの積み本。2008/11/27