出版社内容情報
心理学や言語学の最新の成果に基づいて、言語の認知的基礎を剔抉する。それにより分析哲学や構成主義など広く現在の哲学に蔓延する言語主義への根底的批判を行い、現代における現象学の再生を目指す。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
小説大好き
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理論言語学が好きで興味もあるため読んでみましたが、正直今の私にはまだ早い本でした。研究者にとっては知ってて当然の古典なのかもしれませんが、そもそも本著に至るまでの現象学の大まかな流れを知らなければ、熱を入れて論を展開している言語から認知への転換が現代思想においてどのような意味を持つのかいまいちピンとこないかなと思います。また、言語学は領域が広大なので体系的に全体像を掴むのが難しく、詳しい人に解説してほしい気持ちになりました。私のこれが唯一の感想で罪悪感があります。より精度の高い感想で上書きしてください。2022/10/08
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