目次
結晶とは
結晶の対称性(32の晶族(点群)
7つの結晶系・14のブラベ格子
並進操作を含む対称要素、空間群)
X線
人類初のX線結晶構造解析―NaClとKClの結晶構造の決定とミラー指数
波の表現―波動運動の複素数による表現とオイラーの公式
結晶とX線の相互作用―回折理論
構造因子―電子密度と回折強度および消滅則
X線回折実験―データ測定・空間群の決定・データの評価
X線結晶構造解析の実際―思わぬハプニング・低温実験でのトラブル
X線以外の波動を利用した回折―電子線と中性子についてちょっとだけ
著者等紹介
宮前博[ミヤマエヒロシ]
1950年生。1972静岡大学理学部化学科卒。1978東京大学大学院理学研究科博士課程修了。城西大学理学部化学科助手。1981同講師。1986同助教授。2007職名変更により、同准教授。2011同教授。1984年に米国ノースウエスタン大学に派遣研究員として3か月滞在。1988~1989の1年間、オーストラリア国西オーストラリア大学に派遣研究員として滞在(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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