内容説明
幼い頃から近所の散歩や山歩き、旅先、またお花屋さんの店先で、花の名前を教えてくれたのはいつも母だった。この本は、そんな母直伝の、ささやかな我が植物記だ。それぞれの植物は、季節の移り変わりを表して優れた七十二候に、ひとつずつ合わせて選んだ。
目次
春(梅が香に囲まれて(ウメ・梅)
大人しいミツマタ(ミツマタ・三椏) ほか)
夏(ドクダミは十字の花に限らず(ドクダミ・〓草)
「ホー」は「朴の木」のホオ(ホオノキ・朴の木) ほか)
秋(オオバギボウシは擬宝珠だからギボシ(オオバギボウシ・大葉擬宝珠)
ミョウガ摘みでミョウガ忘れる(ミョウガ・茗荷) ほか)
冬(白いサザンカも見たい(サザンカ・山茶花)
黄金色に輝く実(ヘクソカズラ・屁屎葛) ほか)
著者等紹介
平野恵理子[ヒラノエリコ]
1961年、静岡県生まれ、横浜育ち。イラストレーター、エッセイスト。日々の暮らしのほか、山歩きや旅、また着物や暦などに関する作品が多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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