目次
へたも絵のうち文のうち
たんぐいたんぐいばっきゃ
ぞんねんこれぞんねん
ききそびれた話
しもぶくれの植木鉢
蝉の恩返し
松尾次郎さんをしのぶ
バンコのはなし
吉ごとずくめ
よか歌にまつわる話〔ほか〕
著者等紹介
草市潤[クサイチジュン]
大正7年(1918)10月13日に父中島秀連、母マツの次男として佐賀県久保泉村大字川久保の地に生れてこのかた、十指にあまる職業をへて目下無職、よわい九十歳。ものごころつくのと同時に父である歌人中島哀浪に背を向け、父のそれとはとてもにてもにつかぬ三十一文字の世界へと突入、短歌同人雑誌のてはじめ「歴史」を創刊。そこへ発表した作品による『放浪地帯』を発刊したのは昭和31年(1956)年のこと。それにより不可解歌人の仲間入りをはたし、それから10年たった昭和41年(1966)10月29日に父中島哀浪死去。享年八十三歳。その翌年に九州文学社の原田種夫氏より父の評伝の連載のはなしこれあれど、ついに書けず。それをしおに心機一転、散文を主とした月刊個人誌B5版四頁の「キノスノキ」を発刊(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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