内容説明
本書は昭和五十七年から平成十年までの十六年間、流儀の坂東会の会報に連載された著者のエッセイと、今度新しく行われた永六輔との対談と、同じ会報に連載された著者の父と杉昌郎との語り書きをひとつにまとめたものである。
目次
1 あばれ熨斗(あの日、あの言葉;雰囲気;お稲荷様;伝統文化;自分を磨く;ブラジル;巡業;陰影礼讃 ほか)
2 対談六輔八十助(永六輔;坂東八十助)
3 青南随話(九代目坂東三津五郎;聞き手・杉昌郎)
著者等紹介
坂東三津五郎[バンドウミツゴロウ]
歌舞伎役者。屋号は大和屋(やまとや)。舞踊坂東流家元。1956年1月23日、9代目坂東三津五郎の長男として東京に生まれる。1歳の時「傀儡士」唐子で曽祖父7代目三津五郎に抱かれて出演。6歳の時「黎明鞍馬山」の牛若丸で5代目坂東八十助を名乗り初舞台。2001年1月10代目坂東三津五郎を襲名。この間約500の舞台を勤める。映画・テレビなどにも幅広く活躍。芸術選奨文部大臣新人賞、松雄芸能賞優秀賞、浅草芸能大正奨励賞、都民文化栄誉章、真山青果章を受賞。趣味は日本の城
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