内容説明
ジャーナリストが事実に基づいて描く、貧困のリアル!非正規雇用は、自己責任!?外食チェーン、自動車工場、特殊法人、学校、メガバンク…。低賃金・使い捨てのあり地獄からはいあがれ!格差社会と闘う青年たちの物語。
著者等紹介
北沢栄[キタザワサカエ]
1942年12月東京生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。共同通信経済部記者、ニューヨーク特派員などを経て、フリーのジャーナリスト。2005年4月から08年3月まで東北公益文科大学大学院特任教授(公益学)。公益法人問題、公務員制度、特別会計などに関し、これまで参議院厚生労働委員会、同決算委員会、同予算委員会、衆議院内閣委員会で意見を陳述。07年11月から08年3月まで参議院行政監視委員会で客員調査員。10年12月「厚生労働省独立行政法人・公益法人等整理合理化委員会」座長として、報告書を取りまとめた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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リョウ万代ホーム施主|貯金おじさん
33
内容としては非常に為になるものの、小説と解説がミスマッチになっている感があります。2016/11/23
みらあ
13
優秀なのに新卒で正社員になれなかった為に長年 非正規で困難な人生を送ってきた弓田。 彼が働く様々な業種での非正規雇用の様子がよく分かった。 昨今、年々競争が激しくなり、格差が広がるのは何故なのか不思議だったが、ある経済学者の理論が説明されていて納得。 コロナ禍前の小説なので今は少し状況が違ってきているが、働く人の大半がギリギリまで搾取されている感がある。 やりがいのある仕事で充実した人生を求めるのは無理なのか。2024/12/02
Tatsuya9
6
現代の労働者問題にフォーカス。非正規の各現場の具体的なケースについて小説風に取り扱っている。時々、無理矢理蘊蓄を入れて不自然なところもあるけど、学びはある。ただし、本文中に出てくる考え方等については全面賛成という訳ではないけれど、現状を知るには参考になる。2021/01/05
takachan
5
小説という名の経済と雇用の解説本ですね。なるほどと思うところもあり、ちと違うかな、と思うところもあった。kindle本2017/05/07
せろり
4
小説かと思って借りたが、なんかな。 途中で耐えられなくなって中断。 ジャーナリストが書いた経済本。2018/07/04