新「日本国」誕生の真実―6~7世紀の日本古代史の再検証を通して明かされる史実の数々

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  • サイズ A5判/ページ数 169p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784879231604
  • NDC分類 210.3
  • Cコード C0021

内容説明

わが国の複数の王家が天子を自覚し年号を建てた6世紀の初め継体天皇のころ、王家の代表が倭国と呼ばれた。その倭国は白村江の海戦で滅亡に至る新しい「日本国」の誕生を天智天皇の時670年頃と見定め、その正式な誕生は701年大宝律令発布以降であったとする著者独自の新たなる史観編成の試み。

目次

1 前書き
2 倭国の王権の盛衰
3 年号が始まる継体天皇からの6世紀
4 7世紀、唐の勃興と高句麗の勢力拡大、両者の争いと上宮王朝、倭国新筑紫王朝の勃興
5 660年代世界激動の時代の倭国
6 倭国滅亡と天智天皇即位から新生日本国の誕生に至る苦悩(壬申の乱)
7 天武天皇即位と新しい国造り
8 天武天皇の後継者
9 持統天皇
10 文武天皇と新生日本国の誕生

著者等紹介

次田雅宣[ツギタマサノブ]
1936年生まれ。慶應義塾大学工学部を卒業後、NECに入社。産業の米ともてはやされた集積回路の開発設計に参画し、民生用リニア集積回路、電池で働く低電圧電源用のデジタル集積回路(LSI)の開発設計を担当した。60歳で親の介護のため退職して故郷香川県に帰った。そこで郷土史研究会に参加して、歴史の勉強を始めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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