内容説明
マスコミでは報じられないメガバンクの冷酷無情と中小企業の決死の対決。メガバンクが仕掛けた罠を白日の下に曝す衝撃の実話小説。
著者等紹介
北沢栄[キタザワサカエ]
1942年12月東京生まれ。慶應義塾大学経済学部卒。共同通信ニューヨーク特派員などを経て、フリーのジャーナリストに。05年4月から08年3月まで東北公益文科大学大学院特任教授。金融、特別会計、公益法人問題に詳しく、これまで参議院厚生労働委員会、同決算委員会、同予算委員会、衆議院内閣委員会などで意見を陳述。07年11月より08年3月まで参議院行政監視委員会で客員調査員。10年12月「厚生労働省独立行政法人・公益法人等整理合理化委員会」座長として、報告書を取りまとめた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おのちん
9
★★★★☆:期待していなかったにもかかわらずとても楽しめた一冊。大企業と銀行に翻弄されながらも、絶妙な舵裁きでなんとか乗り切る中小企業の社長。 幾つか自分も試してみようと思ったアイディアがあった。 ・心にスイッチを入れるため就寝前にその状況に合わせたフレーズを3回読む。 ・絶望は希望の母。 ・自分がコントロールできるところから始める。 ・行動に駆り立てるのは、静かな言葉 など。 意地悪な支店長にやり返すシーンにはスッキリさせられた。2022/05/25
tekutekukiyo
6
中小企業の社長から見た金融小説。金融機関は晴れの日に傘を貸して、雨の日に取り上げる。まさに実態に近いのではないかと思う。ストーリーはイマイチだがその実態がよく描かれている 2019/07/09
Tom Ham
3
読了。図書館で借りました。銀行と中小企業の攻防・・・池井戸潤的においを感じて読み進めましたが・・・池井戸潤ではもちろんなく、池井戸潤風でもなく・・・。 北沢栄ファンには申し訳ないが、物足りなかった。2014/08/08
空隼
2
ただの銀行の悪口?2017/02/06
きよ
2
小さな工場がお客さんの海外移転やなんやらで、資金難になって、銀行からデリバティブを勧められて買ったら損したり、とイロイロ苦労の多い話。うん、まあ、そんな話。最後までどの辺が「宣戦布告」なのかが、よく分からなかったです。2013/04/29
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