内容説明
東・西医学のはざまで苦悩した著者が最後にたどりついた結論とはなにか?これは、人間の健康への希有なる愛の書簡集成であり、数多の臨床家への警鐘ともいえる、熱い祈りのエッセイである。
目次
東西医学の接点に立つ―あるいは魂の帰宅
第1章 私の臨床カルテより(せぼね症候群;て・あし症候群;病は気から症候群;その他の症候群;あなたの悩みQ&A)
第2章 私の医療エッセイより(生命の不思議―生体反応の個人差;「エイズ」と「レジョネラ・ニューモフィラ」―新種のウイルスと細菌;「死刑執行法」について―法医学上、再考の余地これあり;情緒と理論の一致―遺伝子工学・脳死・末期癌一筋に貫かれるべきこと;静動合一;もう1つの医学より;“病は気から”シンドローム;“医”にまつわる3つの話;医のまわりの3つの話)
第3章 “聞かないと損をする”おならとうんこと牛黄の話
第4章 無血療法の旅路
夜明けへの熱い思い~暁を祈る