内容説明
異郷の地と結ぶ峠越えの道。山人たちや行商人、巡礼者、漂泊芸人など、あの山この村を越え人びとがゆきかう峠路には哀歓に満ちた数々のドラマがあった。
目次
六十里越街道をゆく人々
馬と峠道―南会津の交易と運搬
奥秩父の馬方たち
ソリとソリ道―奥多摩谷の木材運搬
多摩川の筏流し
炭焼きのゆきかう道―相模川源流の峠交通
南アルプス御所平峠の今昔
秋葉街道信州道覚書
北アルプス・歴史の峠路
木曽の中馬制と牛追い
大原女と若狭裏街道―京へ通ずる山越えの交易路
峠を越える信仰の道―一畑燈籠をたどって
西四国山地の峠と駄賃持ち
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