内容説明
21世紀の日本への提言。新しい世界秩序の中で日本が自らのあり方を改革してゆくために必要なことは、憲法や税制、教育制度といった基本問題の検討であり、政策に奔走することではない。若手の学者たちが社会科学の立場から気焔を上げる。
目次
第1章 変革期に必要とされるもの
第2章 冷戦後のアジア・太平洋地域に対する米国の軍事戦略
第3章 多発する紛争と世界秩序
第4章 日本存亡のとき(二一世紀日本フォーラム創立記念講演会)
第5章 「ねじれ冷戦」とその終焉
第6章 世界秩序と地域統合の趨勢と日本
第7章 冷戦後の世界経済システム―リージョナリズムの台頭と日本
第8章 国際通貨システムの行方
第9章 ロシアの市場経済への移行
第10章 中国経済の市場化は本物か
第11章 二一世紀日本フォーラムの目指すもの
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