内容説明
本書は、「心理学における3次元視研究」の後に展開された3次元視に関する多くの研究成果をまとめたものである。構成は、3次元視のための手がかりに従って、これらの研究を両眼視差、運動視差、絵画的要因、手がかりの統合過程、発生と発達、眼筋的要因、視空間構造にまとめ、さらにこれら手がかりの応用技術であるバーチャル・リアリティの視覚特性の研究について言及している。
目次
第1章 3次元視知覚研究の背景
第2章 両眼視差による立体視
第3章 運動要因にもとづく3次元視
第4章 絵画的要因による3次元視
第5章 奥行手がかりの統合過程
第6章 3次元視の発生と発達
第7章 眼筋的要因による3次元視
第8章 視空間構造
第9章 バーチャル・リアリティと3次元視研究
著者等紹介
林部敬吉[ハヤシベケイキチ]
1969年名古屋大学大学院文学研究科心理学専攻修了。静岡大学情報学部教授。文学博士
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