刑事法社会学と刑法学―刑事法社会学序説

刑事法社会学と刑法学―刑事法社会学序説

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  • サイズ A5判/ページ数 335p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784782202937
  • NDC分類 326
  • Cコード C3032

内容説明

定年退職を前に、著者の刑法学の総括としてまとめられた論稿集。アメリカの社会学者ソローキンの文化の概念によって、人間の社会的行為を「行動の文化」としての面で捉えるとともに、メツガーの社会的行為の意味論を中心に刑法の諸問題を考察している。

目次

第1編 序論(刑事法社会学と刑法学―所一彦教授の所説と関連して;刑事法社会学と刑法学・補説―吉田民人教授の所説について ほか)
第2編 刑事裁判の法社会学(シュライバー・刑事裁判の法社会学;日本の刑事裁判における自白について―「自白の証拠能力」補説 ほか)
第3編 共犯理論の訴訟法的考察(共犯理論の訴訟法的考察;判例の共謀共同正犯論について―判例の共謀共同正犯論と日本社会の家族的構成)
第4編 犯罪各論の諸問題(わが国における経済犯罪と少年非行;堕胎罪の比較文化論序説―日独学術討論会研究報告補説)