内容説明
本書は、英国の教育(成人教育、勤労青年教育、義務教育)を中心に、吹き荒れる産業革命の下で、保護や教育とは無縁であった庶民とその子どもの、教育における処遇と、英国義務教育が1980年代に到達した多文化教育について考察しようとしたものです。
目次
第1章 産業の革新と庶民教育への要請
第2章 庶民教育への志向と学習権の保障
第3章 学習権の保障と勤労青年教育―英、旧西独における非職業教育と職業教育をめぐって
第4章 シンデレラ・リポートから識字獲得の権利へ
第5章 産業の革新と多文化教育