出版社内容情報
ISO9001規格の初版は1987年に発行されたが、以来1994年、2000年、2008年の改訂すべてに審査員として関与された矢田さんの著書である。食品専門家として審査に従事されてきた経歴を生かし、今回の2015年版にも経営の観点、審査の観点そして食品専門家の観点から独自の解説を披露してくれている。
今回の新書では従来からの主張ではあるが、改めてISO9001は他のすべてのマネジメント規格の背骨である、という見解が目を引く。・・・事業プロセスにQMS要求事項を統合するという要求についても新鮮な説明をしており、組織の皆さん、審査員の方に本書を推薦する次第です。
「本書の構成」
1. ISO9001:2015は、2008年版からどう変わったのか
2. ISO9001:2015の注目すべき要求事項の考え方
3. ISO9001:2015 品質マネジメントシステムの逐条解説
矢田 富雄[ヤタトミオ]
著・文・その他
目次
緒言(ISO9001:2015年版は2008年版とどう変わったのか;ISO9001:2015年版の特徴)
ISO9001:2015「序文」の解説(一般;品質マネジメントの原則;プロセスアプローチ;他のマネジメントシステム規格との関係)
「品質マネジメントシステム―要求事項」とその解説(適用範囲;引用規格;用語及び定義;組織の状況;リーダーシップ;計画;支援;運用;パフォーマンス評価;改善)
著者等紹介
矢田富雄[ヤタトミオ]
1960年横浜国立大学工学部卒業。味の素株式会社へ入社。同社川崎工場、中央研究所、九州工場、インドネシア味の素(出向)、本社生産技術部門、製品評価部門、食品総合研究所勤務。1996年社団法人日本農林規格協会出向(各種業界の食品安全システム制定指導)。1997年財団法人日本品質保証機構出向。その後、株式会社東京品質保証機構、株式会社国際規格研究所、株式会社テクノファ食品安全マネジメントシステム(IRCA認定、JRCA認定)主任講師を経て、現在、湘南ISO情報センター代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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