出版社内容情報
異物混入は、苦情の中で最も多くのウエイトを占める。髪の毛から昆虫まで様々であるが、米粒などの食品の残りカスが硬くなって混入するというものもある。こうした苦情を無くすには、日頃からの基礎的な掃除、清掃、動作、異物となるようなものを生産ラインの近くに持ち込まないなどの隅々までの気配りがなければ立ち行かない。本書は、そうした細々とした注意を経験に照らして語っている。
虫混入防止のポイント/ビニール片混入防止のポイント/その他の異物・金属・砂礫・毛髪・食品カス等で注意するポイント
永坂 敏男[ナガサカトシオ]
著・文・その他
目次
異物は何故混入するのか
過去のデータを検証する
原料由来の異物混入
容器の混入異物
供給先のチェック
供給先の評価選定
原材料などの検証
製造由来の異物
木製パレットの禁止
観葉植物の禁止〔ほか〕
著者等紹介
永坂敏男[ナガサカトシオ]
ISO9000のコンサルタントの資格を取得し、食品会社、プリムイソベンの品質管理部支援室に在籍中に自社の品質管理をはじめ数多くの食品会社ISO9000’s、HACCPの支援や社員教育を行い、2006年からは、株式会社ファミリーマート物流・品質管理本部品質管理部衛生管理グループに所属し、ファミリーマートの協力食品会社の品質向上に携わっている。JRCA登録審査員補(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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