出版社内容情報
近代乳加工のはじまり、機械化の年代、生産消費のデータを収録。単位操作・製造システムの革新。解放迫られる日本市場に言及。
日本の酪農と乳業の発展/牛乳利用の歴史/牛乳、乳製品の生産と消費の変遷/単位操作としての乳化工技術の発展/飲用乳、乳製品製造技術の発展/乳業の将来とまとめ
林 弘通[ハヤシヒロミチ]
著・文・その他
内容説明
一般に乳食文化に関する歴史的著述は数多くあるが、乳加工技術に関するものはあまり見られない。著者は乳業会社に研究者、技術者として40年、大学で教師として10年勤務し、乳加工の研究、技術の開発と教育に従事してきた。この50年間、乳業技術の発展を身をもって体験してきたので、その実体験を基に乳加工技術の歴史と発展について述べ、若い世代の人々に技術を伝承したいとの願いから本書をまとめた。
目次
1 日本の酪農と乳業の発展
2 牛乳利用の歴史
3 牛乳、乳製品の生産と消費の変遷
4 単位操作としての乳加工技術の発展
5 飲用乳、乳製品製造技術の発展
6 乳業の将来とまとめ
著者等紹介
林弘通[ハヤシヒロミチ]
1928年札幌市生まれ。1949年北海道大学農林専門部農業機械科卒業。1949~88年雪印乳業(株)勤務札幌研究所。技術開発研究室、基礎研究室などの長を歴任。1961年農学博士。1965~67年米国ミシガン州立大学農学部農業工学科研究員。1969~90年北海道大学、千葉大学、東京大学、東京農業大学、東北大学、国立屏東科技大学(台湾)、酪農大学などにおいて非常勤講師を歴任。1989~99年東京農業大学生物産業学部教授(食品工学)。1999年東京農業大学客員教授、現在に至る。主な褒賞は、1977年発明協会長賞。1979年科学技術長官賞。1990年国際乾燥会議功労賞。1993年日本熱物学会功労賞。1998年日本乳製品協会賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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