出版社内容情報
《内容》 あらゆる生命体がもつ生体防御機構を解明する最先端の知見・豊富なトピックスから将来の展望まで。
内容説明
日本生体防御学会は年に1度開催される学術集会で生体防御機構に関する重要なシンポジウムを企画し生命体が発現する防御システムの理解に役立つ研究情報を提供している。本シリーズはこの内容を主軸に防御研究の啓蒙と発展に役割を果たせるように編集された書物である。
目次
樹状細胞の食作用機能と抗原提示機能
原索動物マボヤ血球の細胞接着と異物認識―マボヤの生体防御に関与する抗原レセプター様分子の発見と系統発生学的位置づけ
魚類におけるサイトカイン研究の現状
第3の補体活性化経路
C3aの生理的作用とそのレセプター
C5aとそのレセプターの機能
インターロイキン8(IL‐8)と感染
膜補体制御因子機能抑制による補体活性化と炎症反応
急性期反応の分子機序
アポトーシス細胞の処理機能と補体系〔ほか〕