遺伝子からみた細菌の病原性

吉川 昌之介/寺脇 良郎【編】

菜根出版（1989/05発売）

• サイズ A5判／ページ数 313p／高さ 22cm
• 商品コード 9784782000793
• NDC分類 491.7
• Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》　第62回日本細菌学会総会におけるシンポジウム「病原細菌遺伝子研究の新展開」の演者の講演内容のほかに、さらに9名の方々にも執筆をお願いし、わが国における細菌性病原因子研究の現状と、世界の趨勢の一端を概観することを目的に編まれたものである。

目次

プラスミド性病原因子
毒素産生性とファージ
炭疽菌の病原因子
線毛遺伝子の構造と機能
齲蝕原性Ｓｔｒｅｐｔｏｃｏｃｃｕｓ　ｍｕｔａｎｓ菌体表層高分子量蛋白質抗原の遺伝子クローニング
腸内細胞のＯ抗原合成
Ｂ群赤痢菌のビルレンス因子
Ｄ群赤痢菌の上皮細胞侵入性遺伝子群の構造と調節
チフス菌の細胞侵入と細胞内増殖
黄色ブドウ球菌とレンサ球菌の外毒素
志賀毒素とその関連毒素（Ｖｅｒｏ毒素）
コレス菌と毒素原性大腸菌
腸炎ビブリオの溶血毒〔ほか〕