内容説明
本書は、モチベーションの心理学を学ぶための教科書です。まず、モチベーションがどのような現象としてとらえられ、どのように研究がすすめられてきたのかを概観します。続いて、基本的な知識として、行動の背景となる欲求についての理論や研究を紹介します。最後に、リーダーシップや組織コミットメント、キャリア形成といった、組織行動の中で実践に応用されてきた研究について学びます。
目次
第1章 モチベーションへのアプローチ
第2章 組織におけるモチベーション研究の流れ
第3章 欲求とモチベーション
第4章 欲求理論の組織における展開
第5章 動機づけ―衛生要因理論
第6章 内発的モチベーション
第7章 期待理論
第8章 公平・公正感とモチベーション
第9章 目標とモチベーション
第10章 自己効力感とモチベーション
第11章 リーダーシップ
第12章 組織コミットメント
第13章 働く人のモチベーションの向上
第14章 キャリア形成へのモチベーション
第15章 ポジティブ心理学の潮流とモチベーション