内容説明
人や動物は、目や耳、鼻や舌などを通じて環境から情報を獲得し、それらは神経細胞を経て脳に伝わります。脳に伝わった情報によって私たちはものを認識し、想像したり身体を動かしたりします。本書は、そのような知覚・感覚とよばれる心のはたらきを、研究・教育経験の豊富な著者陣がやさしく解説します。また、時間知覚や高次脳機能障害といったトピックについても詳しく紹介します。
目次
第1章 生理心理学
第2章 高次脳機能障害
第3章 心理物理学
第4章 視覚
第5章 視覚:さまざまな視覚現象
第6章 聴覚:基礎編
第7章 聴覚:応用編
第8章 嗅覚・味覚・痛覚
第9章 時間知覚
第10章 注意
著者等紹介
原口雅浩[ハラグチマサヒロ]
1982年九州大学文学部卒業。現在、久留米大学文学部心理学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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